Chrome 149のDevTools、AIがかなり使えるようになってた。でも魔法じゃなかった
6月2日ごろ、Chrome 149がリリースされた。その中でも目を引いたのは、DevTools(F12で開く開発者ツール)のAIアシスタントの大幅アップデートだ。Lighthouseと連携してパフォーマンスを分析し、Core Web Vitalsをウィジェット表示し、CSSのコード補完までしてくれるらしい。
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6月2日ごろ、Chrome 149がリリースされた。その中でも目を引いたのは、DevTools(F12で開く開発者ツール)のAIアシスタントの大幅アップデートだ。Lighthouseと連携してパフォーマンスを分析し、Core Web Vitalsをウィジェット表示し、CSSのコード補完までしてくれるらしい。
2026年1月5日、私はルールを決めた。Claude Codeを使い、自分ではコードを一切書かない。AIを使役してコードを書かせ、自分は指示と責任を担う。5ヶ月続けてわかったこと、レビュー負荷の変化、そしてエンジニアとして研鑽を続ける意味について。
AIで何でもできる。そう本気で思っていた時期があった。Cursorがコードを自動生成し、Claudeがバグを修正し、ChatGPTが設計の相談に乗ってくれる。プロンプトさえ磨けば、あらゆる問題が解決する。そう信じて、プロンプトエンジニアリングの記事を読み漁り、少しでもいい回答を引き出そうと必死になっていた。
この半年、コーディングという行為のかなりの部分がagentic codingに置き換わっていった。CursorやClaude Codeがコードを書き、指摘すれば修正し、テストまで生成してくれる。それでも、プロダクトのデリバリー速度が劇的に上がったかというと、そんなことはなかった。
先月、チームの設計レビューで気づいた。自分が何も言えていない。いや、考えていない。AIにコードを書かせ、レビューさせ、修正案を出させるループに慣れきった結果、いざAIのいない場で意見を求められたとき、頭が真っ白になった。これが「認知的降伏」だ。
agentic codingを始めてから、コードを書くスピードは間違いなく上がった。AIに指示を出せば、以前なら30分かかっていたコンポーネントが5分で出てくる。これでもう大丈夫かと思った。だが実際は、コードが速く出てくるぶん、それをどこにどう組み込むかの判断が追いつかなくなった。
agentic codingを午前中いっぱい続けて、昼を挟んで午後もAIの出力をレビューしていると、3時を過ぎたあたりで急に頭が動かなくなる。文字は読めているのに理解が追いつかない。判断が遅れている自覚はあるが、どうにもならない。コーヒーを飲んでも戻らない。散歩しても、席に戻ったら同じ状態だ。
リモートワークでagentic codingをしていると、一日の大半をAIとの対話で過ごすことになる。指示を出し、出力を見て、修正を指示する。このループを何時間も続ける。気づいたら、Slackも開かず、同僚とも話さず、AIとだけ壁打ちしている日が週に何度かあった。
AIにコードを書かせて、出力をレビューして、修正を指示する。このループを一日中回していると、脳は常に緊張状態にある。その緊張をごまかすように、コーヒーが増えた。朝に2杯、午前の休憩で1杯、昼食後に1杯、午後に1杯。気づけば一日5杯。カフェインの効きはだんだん薄れて、飲まないと頭が回らない。
agentic codingにハマっていた時期がある。コードを書くのではなく、AIに「こういう仕様で書いて」と指示を出し、出力をレビューし、修正をまた指示する。このループを一日中回す。頭はフル回転しているのに、指はほとんど動かしていない。これがエスカレートすると、いわゆる「認知的降伏」の状態になる。
agentic codingを日常的にやるようになって、自分でコードを書く時間が減った。AIに指示を出して、出力をレビューして、修正を指示する。このループが仕事の大半を占めるようになると、不思議と「自分で最初の一行を打つ」のが重くなる。キーボードに向かうのに、なんとなく気合が要るようになった。
agentic codingを始めてしばらく経った頃、あることに気づいた。同じような指示をAIに毎回ゼロから書いている。「Reactコンポーネントを作って」「スタイルはTailwindで」「Propsの型はこうで」「エラーハンドリングはこうやって」。
昨年まで、私の日常はこうだった。ChatGPTでコードを書き、Claudeで文章を直し、Geminiで調べ物をする。一つの質問に3つのAIの答えを比較し、時にはプロンプトを4回も5回も練り直した。AIに仕事を任せるつもりが、AIの出力を評価するのが仕事になっていた。