AIに考えさせすぎて自分が止まった日

agentic codingにハマっていた時期がある。コードを書くのではなく、AIに「こういう仕様で書いて」と指示を出し、出力をレビューし、修正をまた指示する。このループを一日中回す。頭はフル回転しているのに、指はほとんど動かしていない。

ある日、夕方になって立ち上がろうとしたら、頭が妙に熱くて、何も考えられなくなっていた。体は疲れていないのに、脳だけが限界を超えていた。

試したリカバリー方法

スマホで休憩散歩冷水シャワー
即効性★☆☆☆☆★★★☆☆★★★★★
思考のリセット感★☆☆☆☆★★★★☆★★★★★
手軽さ★★★★★★★★☆☆★★★☆☆
続けやすさ★☆☆☆☆★★★★☆★★★☆☆
散歩もいい。でも頭が熱を持っているときは、物理的に冷やすほうが早い。これは理屈ではなく感覚だ。

冷水シャワーを習慣にするための優先順位

  1. 最初は30秒だけ。いきなり長時間やらない(続かない)
  2. 温かいシャワーから始めて、最後の30秒だけ冷水に切り替える
  3. 頭からかぶる。首の後ろと頭頂部に冷水が当たると、脳の熱が引いていくのがわかる
  4. コードを書いた日やAIと長時間格闘した日だけやる。毎日やらなくていい

agentic codingとの付き合い方

冷水シャワーは対処療法だ。本質的には、agentic codingのやり方そのものを見直す必要がある。

AIに考えさせる時間と、自分で考える時間を区切る。指示を出すのは午前中だけにして、午後は自分で手を動かす。脳だけが疲弊する状態を作らない。

「気分転換にSNSを見る」は逆効果。脳の熱はまったく冷めないし、むしろ情報量が増えて悪化する。画面から物理的に離れること。

それでも頭が焼き切れたら

とにかく冷たいシャワーを浴びる。それから何も考えずにしばらく横になる。AIの出力も、コードも、30分だけ完全に忘れる。

この30分を取れるかどうかで、その日の残りの時間の質が決まる。

今日コードを書きすぎたと感じたら、今日のシャワーの最後の30秒だけ冷水にしてみてほしい。