肩が限界だった

去年の今頃、右肩が上がらなくなった。

一日10時間以上キーボードを叩く生活を何年も続けて、肩甲骨のあたりが常に張っている状態だった。整体に通ってもその場しのぎで、数日すればまた痛くなる。

原因は明らかだった。キーボードを使うとき、肩が内側に入り、手首が外側に捻られる。この姿勢を毎日10時間続ければ、壊れるのは時間の問題だ。

試した3つの選択肢

普通のキーボードエルゴノミクス一体型分割キーボード
慣れるまでの時間ゼロ1〜3日1〜3週間
肩への負担★★☆☆☆★★★☆☆★★★★★
打鍵感慣れ親しんだものやや違和感まったく別物
持ち運び★★★★★★★★☆☆★★☆☆☆
見た目の突飛さゼロ少しあるかなりある
最初の3日間は打鍵ミスが倍になった。2週間目からミスが減り始め、1ヶ月後には以前より速くなっていた。人間の適応力は思ったより高い。

分割キーボードを選ぶときの優先順位

  1. まず店頭か友人のを触ってみる(いきなり買わない。合わないと高い置物になる)
  2. キー配列が自分で変えられるモデルを選ぶ(QMK対応が無難)
  3. 傾斜は後から調整できるので、本体の分割幅の調整範囲を重視する
  4. 見た目で選ばない。使い心地のレビューだけで判断する

分割にして変わったこと

肩の痛みが消えた。これは正直、一週間で実感した。肩を開いた姿勢で打鍵できるだけで、こんなに違うのかと驚いた。

打鍵が静かになった。分割キーボードは総じてキーストロークが浅く、底打ちしにくい。深夜の作業でも家族に気を使わなくなった。

分割キーボードにすると、普通のキーボードが打てなくなるわけではないが、打ちたくはなくなる。外出先でノートPCのキーボードを使うのが苦痛になる。これは意外な副作用だった。
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