机の上がカオスだった頃
一昨年の写真を見返したら、机の上がよくわからない物で溢れていた。スマホスタンド、充電ケーブル3本、付箋の束、飲みかけのマグカップ2つ、読みかけの本が平積み、USBハブに外付けSSD。
物が多いと、視界に入る情報量が増える。視界の情報量が増えると、脳の処理すべきことが増える。これがじわじわと集中力を削っていた。
物のサイズと集中力の関係
| 小さい物が多い机 | 何もない机+大きな物だけ | |
|---|---|---|
| 視覚的ノイズ | 多い | ほぼゼロ |
| 掃除のしやすさ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
| 作業開始までの心理的ハードル | 高い | 低い |
| 気が散る頻度 | 頻繁 | めったにない |
机を整える優先順位
- まず全部どかす。ケーブルも物も、一旦すべて床に置く
- 本当に必要なものだけ机に戻す(必要なものは驚くほど少ない)
- 残ったスペースに、できるだけ大きなモニターを1枚だけ置く
- ケーブルは卓上に這わせない。アームやケーブルトレーで見えなくする
- 作業前に必ず机の上を一度さらう習慣をつける
大きなモニター一枚がもたらすもの
以前は27インチ×2枚のデュアルディスプレイだった。ウィンドウを左右に分けて、常に複数の画面を見ている状態。これが意外と疲れる。
今は32インチ4Kを一枚だけ。ウィンドウは最大化せず、真ん中に必要なものだけを置く。視点移動が減って、首も楽になった。
「大きなモニター一枚」にしたら、不思議と一つのことに集中できるようになった。複数画面があると「こっちもやらなきゃ」という気がしてしまう。物理的に視界を制限することが、認知的にも効いている。
机の上に物がないと不安になる人は、まず引き出しを用意する。物を「しまう場所」があれば、机の上に出さなくなる。見えなければ存在しないのと同じだ。
今すぐ机の上の物を全部床にどかして、今日使うものだけを戻してみてほしい。それだけで集中の質が変わる。