ランニングコスト
地方移住を検討する際、移住先で発生するランニングコストが気になるところではあると思いますが、ランニングコストのイメージをつけるのはなかなか難しいです。
実際に私も東京から新潟県に移住する際のランニングコストについては正確にイメージすることができていませんでした。
今回は限定的な話になりますが、1つの基準として東京- 新潟県長岡市のランニングコストの比較を簡単にしていこうと思います。
ライフラインについて
ランニングコストにも色々あると思いますが、水道・ガス・電気、そしてインターネットこれが現代におけるライフラインだと個人的には考えています。
そのうち今回は水道のコストについて超ざっくり解説します。
水道料金の変化
東京から地方へ移住した場合、基本的に水道料金は上がると考えて良いでしょう。
各自治体の水道料金ランキングです。https://waterserver-mizu.com/interview/suidou_ranking
基本料金は人口割になっている自治体が多い様子であるため、東京は人口が多いので比較的水道料金は安いようです。
東京の場合、新潟県長岡市と比べて基本料金が高いのですが、従量課金分の金額が安くなっています。東京都水道料金表です。https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/tetsuduki/ryokin/keisan_23.html
これをみてもらうとわかる通り、東京都は 5m2まで従量課金が発生しない料金形態になっているため、とても安いのです。

地方移住すると水道の従量課金分がシビアになる
新潟県長岡市の課金分を比較してみると、0円区間はなく即課金が発生する仕組みです。
新潟県長岡市の水道料金https://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/cate05/jyousui/ryoukin-touitu.html

このように地域によって水道の課金体系が違うため、移住を検討する時には注意が必要になります。
実際に移住を検討する場合、移住先の水道情報があるので自分の今住んでいる地域との見比べをするとイメージがつきやすいことがわかりました。
しかしちょっとイメージできてなかったのは、大家さん払いという謎の仕組みがあったことです。
水道料金の大家さん払い
大家さん払いとは、水道料金を大家さんが一度一括で支払い、その後料金をそれぞれの家に再計算して振り込みをするという流れのものでした。
これがある場合、水道料金の詳細がブラックボックスになるので実際どうなっているのかわかりません。多分、基本料金は1つなので何かしらの手数料を追加して請求しているのだと思いますが、謎。。
ごく稀にこの大家払いでぼったくりをされるケースもあるようなので、気をつけてください。
東京だとほとんどが水道局と直接やりとりだったので、目にする機会は少なかったと思います。
従量課金を発生させない工夫
上記のような料金形態になっているので、東京に住んでいた時と同じような水道の使い方をしてしまうと、料金がかかってしまいます。
そこで従量課金を発生させないようにして、水道代を節約する工夫が有効になってきます。
節水テクニック
水道の従量課金を発生させないようにするためには、節水が最も有効です。
そのための節水テクニックのいくつかを紹介します。
洗い物をする時に、桶にためた水で洗う
基本的に蛇口の水をそのまま使わないようにするのが、基本ですが一番有効です。
節水機材を使う
節水蛇口や節水シャワーヘッドなどの機材を使って流出を防ぐ方法もあります。
水をケチると水圧が下がるので、シャワーとか気持ち良くないですから機材を買いましょう。ここ、重要ですから。
最後に
地方移住を検討する際には、以下のポイントに気をつけるとランニングコストをイメージしやすいと思います。
- 東京の水道代は他の地域と比較すると安い。
- 従量課金に気をつける必要がある。
- 水道料金は、移住後に1.3倍くらいかかるイメージを持つといい。
- あらかじめ移住した後に節水する準備を。
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