こんにちは。
今回は、私が主催した勉強会 Remote Work Mania Meets Up についての レポートです。
Remote Work Mania とは
このイベントは、リモートワークにおけるリモートワーク推進の為の技術交流会です。
昨今はテレワーク・リモートワークの需要はとても高くなってきています。
東京都やその他自治体でもテレワーク・リモートワークの為の推進セミナーなども出てきている状況です。

企画した経緯
上述の通り、テレワーク・リモートワークは推進の動きが出てきています。
ただ、リモートワークの入り口だけ・最低限必要な機材の紹介や営業のみを行っています。
その後、発生するような気づきや工夫、困りごとなどの共有を行う場が今ありません。
本当に文化として根付かせるためには、
工夫・気づき・課題やその改善Tips を気軽にやり取りできる環境がなくてはいけない
と思うようになりました。
武器としてのリモートワーク
以下の様なネガティブなイメージが先行するが、本当にそれだけの文化でしょうか。
リモートは気が滅入るけど、情勢的にしょうがない。
だけど、結局対面の方がいいなぁ
しかし、今までにないリモートワークの流れの到来は、
今まではできなかった働き方を進めることができる新しい我々の武器
なのではないでしょうか。
もし武器であるならば、多くの人は仕事で使う知識や技術を日々勉強していると思いますし、
その勉強をするための勉強会もあったりもします。
でもまだリモートワークにはないのです。。
Remote Work Mania は、そんなリモートワークという武器を研ぐ為のコミュニティーであり勉強会でありたいと思いました。
Remote Work Mania Meets Up について
7/21 19:00 ~ 21:00 に Meets Up を開催しました。
TimeLine
当日は以下のタイムラインで進みました。
19:00 開場
19:00 ~ 19:10 開会の挨拶 ( @kinocoboy2 )
19:10 ~ 19:20 転職後フルリモートになった私の1日 ( @Ks13sg21 )
19:20 ~ 19:30 生産性を上げる快適なリモート環境 ( r.maekawa )
19:30 ~ 19:40 社内勉強会を定期的に行う文化を作りたい ( @fuukidev )
19:40 ~ 19:50 リモート会議の特性と活かし方( @kinocoboy2 )
19:50 ~ 20:50 FAQ / 懇親会
転職後フルリモートになった私の1日
登壇は、sktha さん。(@Ks13sg21)
転職前は、オフィス出社をする & 残業による時間拘束で 仕事に圧迫される生活を送っていたのだが、
転職を行い、リモートワークになった時に自身に起こった変化を共有していただきました。
その中で、リモートワークの sktha さんなりの向き合い方を語っていただきました。
筆者が感銘を受けた部分
RemoteWorkMania に参加されている方のほとんどの方が、
sktha さんが感じていた変化やリモートの良さを実はみんな感じていたことが明らかになった部分です。
時間拘束がほとんどなくなることで、本当に自分のペースで仕事ができるようになり、
新しいライフサイクルが生まれ始めているプラスの面と、
一人暮らしだと孤独感が襲ってくるので、何か工夫をしないといけないなという課題の2点に関して、
実際にリモートワークを長く続けていないと得られない知見についての発表でした。
生産性を上げる快適なリモート環境
登壇は、r.maekawa さん。
実際にリモートワークを継続する中で、より快適にリモートワークを行う為の環境にフォーカスした工夫を共有してくれました。
なかなか電気屋でおかれているセットや組み合わせだけ目にすることはあっても、なぜそれが必要なのかの理由まで伝えてはくれませんよね。
この登壇では、理由ベースで必要になる機材の紹介をしてもらいました。
ネット回線から椅子に至るまで、細かく解説をしていただき、とても興味深かったです。
筆者が感銘を受けた部分
この方の登壇の中で、「金で買える生産性は買うべき」という言葉があり、確かにそうだな。と強い納得感がありました。
確かに私もあんまり機材には投資していなかったのですが、機材が変わることでより良くなる部分は間違いなくあるのです。
そこをケチってましたが、せっかくリモートワークを推進・拘っていくなら環境にも注力・投資してみたいと思います。
社内勉強会を定期的に行う文化を作りたい
登壇は、fuuki さん。(@fuukidev)
リモートワークを継続する中で発生した大きめの課題に立ち向かった話を共有してもらいました。
リモートワークの課題の1つとして、
今まで簡単に得ることができた自分にとって有益な社内の雑談ベースの知見共有の一切が失われる
という事象があります。
この方はこの課題に対して、改善をするために試行錯誤したトライ方法とその時の気づきを語ってくれました。
RemoteWorkMania の皆さんもこの部分の課題解決には苦労をしているようで、とても関心が高かったです。
筆者が感銘を受けた部分
この方の登壇の中で、
自分が知りたい情報を集めやすくするためには、まず自分から行動して文化を作るべきだ
という
リモートワークという新しい働き方に対する課題をあえて自分ごとの課題と認識をし、
状況を改善するという強い姿勢に感銘を受けました。
なかなか状況が変化し、環境が変わった時に発生する不具合については、環境のせいにしがちなのですが、
このギャップこそ RemoteWorkMania として挑むべき課題なのかもしれませんね。
リモート会議の特性と活かし方
登壇は、 @kinocoboy2 さん。
リモートワークで一番対面とのギャップを感じるであろうリモート会議についての技術向上を題目とした登壇でした。
そもそもリモート会議と対面会議では性質が違うので、使い分けるべきだという見解での話を前提としたリモート会議の技術向上の話をしています。
筆者が感銘を受けた部分
対面会議とリモート会議の差を分析することで、それぞれの道具としての使い道がわかりやすくなり、
リモート会議が苦手だからリモートやめる!!という因果関係はないんだよと教えてもらいました。
実際にリモート会議ではできないこともあるし、逆に対面会議ではできないこともリモートではできるというように、別物なのでそれぞれ特徴と性質を知り、使い分けましょうという発表内容でした。
FAQ / 懇親会
ここのセクションでは、参加者の方と登壇メンバーを交えて普段抱えている課題や気づきについての会話をしました。
その中で最も課題認識として上がっていたのが、雑談についてです。
なかなか雑談ができなくなったなぁ や 雑談の始め方・盛り上げ方がわからないで困っているという方もおり、結構トライすべき課題なのかなと感じました。
その際に主催のkinocoboy2 から
リモートワークのベストプラクティスの話も出たり、
普段話すことが基本的にない リモートワークの話をリモートで話すという不思議な場 になり、とても有意義でした。
総括
今回は初めての試みでしたが、なかなか面白い気づきもあり満足度の高いイベントにすることができました。
この記事では、詳細をあまり深く書きませんでしたが、気になった方はぜひ Remote Work Mania に参加してみてください。
今後も Remote Work Mania の活動を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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