こんにちは、きのしたひろきです。
今回も前回に引き続き、このbaboblogをwordpressで構築した方法について書いていこうと思います。
ブログを構築する際に難しいことはなく、初心者でもスムーズに構築することができると思います。
それでは紹介していきます。
この記事のおすすめの人
「ブログを持ってみたい!」
「自分で自由に発信できる場所がほしい!」
「自分でカスタムしたブログを使いたい!」
という方にお勧めの方法となっております。
このブログを通してできること
自分のドメインで SSL対応済みの WordPress ブログを作成することができます。
今回は、静的IPの取得とSSL設定完了を解説します。
前回と今回の記事を合わせることで、本来の目的を達成することができますので、
前回を読んでいない方はぜひ読んでみていただけると幸いです。
それではやっていきましょう。
Step1: 構築したインスタンスに静的IP設定する
まず、SSL対策をするためにもIPを固定しましょう。
IPを固定するために、インスタンス画面のネットワークタブをクリックしてください。
そこに「静的IP作成」ボタンがあるので、ボタンをクリックしましょう。

静的IP作成画面では、前半記事で作成したインスタンスを選択し、静的IPに名前を付けて登録してください。

これで静的IPが作成できましたので、IPが固定されました。
Step2: 独自ドメインを利用できるようにする
ここまできたらあとはSSL対応を行って、https で表示できるようにできれば目標達成です。
難しいかもしれませんが、頑張ってみましょう。
ドメインについては、いろいろな取得サイトがあるので、使いやすいところから取得してみてください。
参考サイトをいくつか張っておきます。
- https://qiita.com/leomaro7/items/75151348409b936f52e0
- https://qiita.com/pyuta/items/25763b1c65402e93b45f
- https://www.onamae.com/
Step3: 独自ドメインを設定する
次に取得したドメインを設定していきましょう。
ドメインを設定する際にまず、DNS設定を追加する必要があります。
LightSail の Home 画面に遷移しましょう。

次は、ネットワーキングタブをクリックし、DNSゾーンの作成をクリックします。
ここに登録したドメイン名とAタグの情報を設定してください。

ここからは、Bitnami を用いたhttps対応を行っていきます。
前回と同様にインスタンス画面に移動し、SSH認証ボタンからインスタンスコンソールを立ち上げてください。
黒い画面が立ち上がったら、以下のコマンドを打ちこんでみましょう。
sudo /opt/bitnami/bncert-tool
実行すると、以下のメッセージが表示されます。
bitnami$ sudo /opt/bitnami/bncert-tool
An updated version is available. Would you like to download it? You would need to run it m
anually later. [Y/n]: Y
The tool will exit now. To run the updated version run the following command:
「最初に実行したときにUpdateがあれば、Update実行しますか?」と聞かれるので念のためYと答えましょう。
もう一度同じコマンドを実行するように言われるので、もう一度実行します。
/opt/bitnami/bncert-tool
そうすると、以下のメッセージが表示されると思います。
SSL証明書を発行したいドメインについて聞かれるので、ドメイン名を入力してください。
bitnami$ sudo /opt/bitnami/bncert-tool
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Welcome to the Bitnami HTTPS Configuration tool.
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Domains
Please provide a valid space-separated list of domains for which you wish to configure your web server.
Domain list []: example1.com
次に「wwwドメインを必要とするか」と確認されます。
今回は利用しない設定とするため、nと答えておきましょう。
The following domains were not included: www.example1.com. Do you want to add them? [Y/n]: n
Warning: No www domains (e.g. www.example.com) or non-www domains (e.g. www.example.com) have been provided, so the following redirections will be disabled: non-www to www, www to non-www.
Press [Enter] to continue:n
最後に、HTTPのサイトをHTTPSにリダイレクトしますか?と聞かれます。
今回の目的はHTTPS対応を行うことであるため、もちろん Y です。
Enable/disable redirections
Please select the redirections you wish to enable or disable on your Bitnami installation.
Enable HTTP to HTTPS redirection [Y/n]: Y
この後は、自動処理がまっています。
以下の工程を自動で行ってくれるので、Yと回答しましょう。
- 1 サーバーを停止
- 2 Let’s Encryptから無料の証明書を取得
- 3 証明書の有効期限をチェックするcronを設定
- 4 Web serverの名前を設定
- 5 HTTPからHTTPSへのリダイレクト設定
- 6 Web Serverの再起動
Changes to perform
The following changes will be performed to your Bitnami installation:
1. Stop web server
2. Configure web server to use a free Let’s Encrypt certificate for the domains:
example1.com
3. Configure a cron job to automatically renew the certificate each month
4. Configure web server name to: example1.com
5. Enable HTTP to HTTPS redirection (example: redirect http://example1.com to https://example1.com)
6. Start web server once all changes have been performed
Do you agree to these changes? [Y/n]:Y
この処理が完了したら、SSL対応もOK.
Step4: 確認してみよう
それでは実際に構築された画面を確認してみましょう。
自分で取得したドメインに対して、ブラウザからアクセスしてみてください。
https://{ domain-name }
うまくhttpsで表示されれば、目標達成です。
お疲れさまでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。無事にSSL対応されたWordpressブログは構築することができましたでしょうか。
このようにAWSやGCP, Azure などのサービスは全く恐れる必要のない使いやすい代物です。
むしろ初心者こそこういったサービスの恩恵を受けるべきだと考えています。
このようなクラウドサービスは、物理的なサーバーを所持しなくてもよいので、保守も簡単。
ぜひ使ってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
またお会いしましょう。
きのしたひろき